祈りのことば『平和の祈り』私をあなたの平和の道具としてお使いください。 憎しみのあるところに愛を、 いさかいのあるところに許しを、 分裂のあるところに一致を、 疑惑のあるところに信仰を、 誤っているところに真理を、 絶望のあるところに希望を、 闇に光を、 悲しみのあるところに喜びを、 もたらすものとしてください。 慰められるよりも慰めることを、 理解されるよりも理解することを、 愛されるよりも愛することを、 私が求めますように。 なぜなら私が受けるのは与えることにおいてであり、 許されるのは許すことにおいてであり、 我々が永遠の命に生まれるのは死においてであるからです (聖フランシスコ「平和の祈り」) ----------------------------------------------------------------- <主の祈り> 「天にましますわれらの父よ、 願わくは御名をあがめさせたまえ。 み国を来たらせたまえ。 みこころの天になるごとく、地にもなさせたまえ。 われらの日用のかてを今日も与えたまえ。 われらに罪を犯すものをわれらがゆるすごとく、 われらの罪をもゆるしたまえ。 われらを試みにあわせず、悪より救いいだしたまえ。 国とカと栄えとは、限りなくなんじのものなればなり。 アーメン」 <使徒信条> 「われは天地の造り主、全能の父なる神を信ず。 われはそのひとり子、われらの主イエス・キリストを信ず。 主は聖霊によりてやどり、おとめマリヤより生まれ、 ポンテオ・ピラトのもとに苦しみを受け、 十字架につけられ、死にて葬られ、よみにくだり、 三日目に死人のうちよりよみがえり、天に昇り、 全能の父なる神の右に座したまえり。 かしこより来たりて生ける者と死にたる者とを裁きたまわん。 われは聖霊を信ず。 聖なる公同の教会、聖徒の交わり、罪のゆるし、 からだのよみがえり、とこしえの命を信ず。 アーメン --------------------------------------------------- 『ニーバーの祈り』 神よ、私にお与えください。 自分に変えられないものを受け入れる心の静けさと、 変えられるものを変える勇気と、 そして、その2つのものを見分ける賢さを与えてください。 一日一日を生き、一瞬一瞬を味わい、 平安にいたる道として困難を受け入れ、 罪深い世界をありのまま、私ではなく主がされたように受け止め、 御心にゆだねれば、 主がすべてを御心にかなうようにしてくださることを、 また、御心によって私は、 生きている間は程よく幸せに、 死んだ後は主と共にあって至福に満たされることを、 信じることができますように。 アーメン ====================== アメリカの神学者・倫理学者ラインホールド・ニーバー (1892-1971)の祈りとされている。 長いものや短いもの、複数が伝えられている。 --------------------------------------------------- 『悲しみを越えて』 大きなことを成し遂げるために力を与えて欲しいと神に求めたのに、 謙遜を学ぶように弱いものとされた。 より偉大なことができるように健康を求めたのに、 より良いことができるようにと病気をいただいた。 幸せになろうとして富を求めたのに、 賢明であるようにと貧しさを授かった。 世の中の人々の賞賛を得ようとして成功を求めたのに、 神を求め続けるようにと弱さを授かった。 人生を享受しようとあらゆるものを求めたのに、 あらゆることを喜べるようにと命を授かった。 求めたものは一つとして与えられなかったが、 願いはすべて聞き届けられた。 神の意に添わぬ者であるにも拘わらず、 心の中の言い表せない祈りはすべて叶えられた。 私はあらゆる人の中でもっとも豊かに祝福されたのだ。 (渡辺和子 訳) ---------------------------------------------- ニューヨーク州立大学病院物理療法リハビリテーション研究所の 受付にある、南部連合(アメリカ南北戦争における南軍)の 無名兵士の詩。 -------------------------------------------------- 『僕は信じる たとえ…』 僕は 太陽を 信じる たとえ 今 太陽の光が射さなくても 僕は 愛を 信じる たとえ 今 僕が愛を感じていなくても 僕は 神を 信じる たとえ 今 僕には神が見えなくても --------------------------------------- これはユダヤ人たちが幽閉され、飢えに苦しんでいたワルシャワのユダヤ人街のユダヤ少年が壁に書き残した詩です。 (『神さま ようこそわが家へ』H&J・ツィンク H・タイニンガー絵 伊藤紀久代訳 新教出版社 --------------------------------------- 『どんなときにも祈らせてください』 朝、御前に出て ひざまずき、祈らせてください。 祈りは、一日中神様と歩ませる 巡礼者であるキリスト者の杖であることを教えてください。 正午にも永遠の岩なる主にあって 憩いながら祈らせてください。 一日の熱気の中で 日差しを避けることのできるその場所は涼しいですから 夕方にもそれぞれの家で 家庭礼拝をささげながら、祈らせてください。 一日を締めくくるその時が 天の御国で神の家を見つける時のようになりますように。 目を閉じる夜中にも 「主よ、私は眠っていますが、 私のたましいは目を覚まして あなたとともに祈らせてください」と言うことが どれほど美しいことかを教えてください。 (アモス・R・ウェルズ) ------------------------------------------------------- 私の心のあたたかな命が あなたの魂のもとへと流れます 霊なる世界の中で あなたの寒さをあたためる為に あなたの暑さをやわらげる為に 私の想いがあなたの想いの中に そして、あなたの想いが 私の想いの中に生きますように (ルドルフ・シュタイナー) ジャンル別一覧
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